「つけもの喫茶」人気コンテスト

松本市のホテル玉之湯直営店「つけもの喫茶」(浅間温泉2)は、各家庭のたくあん漬けを来店客が食べ比べて投票する人気コンテストを開いた。中信地区などの20人が出品。予選と決勝の得票率が上位だった小澤和歌さん(73、中山)、堀島敬子さん(65、松川村)、中野みさをさん(82、安曇野市堀金烏川)、米山衛さん(73、松本市芳野)の4人を「名人」として表彰した。
コンテストは14回目。2月24日~3月8日に予選、9~12日に予選上位10点による決勝を行った。期間中、延べ330人ほどが好きな味に投票した。
小澤さんは、今年1、2月の野沢菜漬け人気コンテストに続いて名人に輝き、「びっくりしています」。堀島さんと中野さんは過去にも名人になったことがあり、例年上位の常連。堀島さんは、例年よりも多く渋柿の皮を入れて甘めに仕上げ、中野さんはこうじを混ぜて漬け込み、安定の味で人気を得た。
初出品の米山さんの味は、地元酒蔵の酒かすを使ったかす漬けで「大変うれしく、励みになる」と喜んだ。
「準名人」には畑中智恵子さん(安曇野市三郷温)、高橋まゆみさん(同豊科)が選ばれた。