健康麻将 松本で県・全国大会

「全日本健康麻将(まーじゃん)選手権長野大会」は5月28日、松本市双葉の市総合社会福祉センター4階で開く。今年は、同大会の上位者が出場できる全国大会が松本市で初開催されるため、「多くの人に関心を持ってもらいたい」と期待している。
競技は東南戦の4回戦で、競技時間は1回戦50分。マージャン卓の席は公平に全員が「東・南・西・北」と着座する。4回戦の合計得点で順位を競う。
点数計算ができなくても参加可能。参加費は一般3千円、25歳以下2500円、高校生以下2千円。定員先着100人。
また当日は、プロ雀士で、若手プロの育成などに尽力している井出洋介さんが来場し、トークショーなどを行う。
全国大会は2017年に金沢市で第1回が開かれ、20、21年はコロナ禍で中止になったが、22年から再開された。
今年の全国大会は7月30日に松本市水汲のキッセイ文化ホールで開かれる予定で、通常は予選大会の上位4人が出場できるが、今回長野県からは、開催県枠で県大会の上位12人が全国に進むことができる。
大会を主催する全日本健康麻将協議会理事の岡田和彦さん(63、松本市出川)は「全国大会が開かれるのを機に、健康マージャンが将棋や囲碁のように文化事業の一つとして見られるようになれば」と期待する。