「ご当地体操ビデオコンテスト」で最優秀賞 大桑村のほこっと体操

大桑村が村民の健康増進などを目的に考案した「ほこっと体操」が、「第15回しあわせ信州ご当地体操ビデオコンテスト」で最優秀賞を受賞した。木曽にちなんだ歌詞と民謡調の曲に合わせる約5分の体操で、東海学園大(愛知県)スポーツ健康科学部の丸山裕司准教授が製作に協力。曲は5番まである。主な動きを村福祉健康課の松尾竜太さん(33)に教わった。

大桑村の「ほこっと」体操

【前奏】
(1~5番まで共通)足踏みとかかと上げ。足踏みは、腕を大きく振って元気よく。かかとはできるだけ高く上げ、ふくらはぎの筋肉を鍛える。次に両手を高く上げ、左右に動かし脇をしっかり伸ばす
【1番・ヒノキ】
目線は指先の方へ。できるだけ高く腕を上げることで胸郭が広がる
【間奏】
(1~5番まで共通)前半は、両手を勢いよく斜め上に突き出し戻す、上腕三頭筋の運動。後半は盆踊りのイメージで、足も動かす
【2番・木曽川のいかだ下り】
腕を前に出して両手で船をこぐように
【3番・そば打ち】
ソバの実を摘む動作から打つ動作へ。しっかり腰を落として太ももを鍛える
【4番・中央アルプスの山々】
前半は腰を落として両手を横に伸ばし、体を左右に体重を移動。後半は肋間(ろっかん)を広げるように体側を伸ばす
【5番・宿場町でゆったり】
サイドステップをしながら肩甲骨を意識し両手を横にゆらゆら動かす。その後、お湯かけ動作を
【後奏】
足踏みの後、スクワットと手拍子。胸を張り、腰を落として太ももを意識する。余裕があれば腰をより深く落として負荷を高める。足踏みしながら深呼吸して終了