言葉を添えた写真展 安曇野市の西村文男さん

安曇野市の建築業・西村文男さん(74、豊科南穂高)は4月22日~5月1日、3回目の写真展「明日へのアルバム」を、かんてんぱぱショップ安曇野店(三郷温)2階ギャラリーで開く。北アルプスや山里の風景、人物、動植物などを題材にした82点を出展。それぞれに言葉を添え、ジャンル別に展示する。
中国雲南省の少数民族の子どもたちを捉えた作品は、屈託のないはじけるような笑い声が聞こえてきそう。添えられた「豊かな子供たち親の背を見て豊かな笑顔(以下略)」と、便箋1枚ほどの文章も印象的だ。
作品は全てA3判。大半を6年前から使うコンパクトデジタルカメラで撮影した。「小型で25~500ミリのズームレンズを搭載し、さまざまな表情を自在に写せるのが魅力」という。
写真歴は44年。被写体の命にいとおしさを感じながらシャッターを切り、その時の思いをメモに残し、言葉にして写真に添えるスタイルを保つ。「多くの人に気軽に楽しんでほしい」
午前9時半~午後6時。入場無料。同店TEL0263・76・5140