「黄色いじゅうたん」菜の花見頃

安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、菜の花が真っ盛りだ。
里山文化ゾーンの一角の階段状に連なる棚田約6ヘクタールに、約500万本が黄色いじゅうたんのように咲いている。4月29日は家族連れなどが散策を楽しみ、花を背景に写真や動画を撮っていた。
昨秋、寒さに強い品種の種をまいた。面積が広いため5人で1週間ほどかかったという。
開花は例年より1週間から10日ほど早く、大型連休中が花の色が美しいという。家族4人で訪れた公務員の加藤慧さん(40、長野市)は「初めて菜の花畑を見た子どもがとても喜んでいた。すごく広くて花が多く、いいですね」と話した。
同エリアは今後、夏にヒマワリ、秋はキバナコスモスを咲かせるという。