店舗設計･施工のワークスゼロ(松本市平田東1)は20日､松本駅前の新伊勢町通りと公園通りで､飲食店や雑貨店が出店する｢○(まる)マルシェ｣を開く｡
当日は通りの一部が歩行者天国になり､同社が設計を手がけた店や､取引先を中心に18ブースが出店｡市内の菓子店｢IKUE｣や｢マスターキー｣､｢花屋ゆず花｣､クラフトビール製造の｢安曇野ブルワリー｣などが並ぶほか､子ども向けの積み木やアートの体験コーナーもある｡
同社は創業22年目｡店舗設計でさまざまな業態の企業と関わる中で､｢店と人､店と街をつなげる場をつくりたい｣と初めて企画した｡松本駅前エリアのにぎわい創出も狙いの一つ｡地域の飲食店などでつくる｢信州魅力発信プロジェクト実行委員会｣が企画に協力し､飲食の催しも予定する｡
同社デザイン事業部の和田彩さんは｢出店者さん同士のつながりが生まれたり､来場する人が､地域の店を新たに知ったりするきっかけになれば｡気軽に足を運んでほしい｣と話す｡
午前11時～午後4時｡イベントの詳細はマルシェの＝インスタグラム