「ぴんぼけ倶楽部」写真展

大町市を拠点に活動する写真サークル「ぴんぼけ倶(※1)楽部(くらぶ)」は8~13日、写真展「季節の物語」をギャラリー・いーずら(同市大町)で開く。会員が主に昨年撮影した県内外の風景33点を全紙サイズで展示。春から冬へと季節の順に作品を並べ、四季の移ろいを感じながら鑑賞できる。
中綱湖(同市)の湖水際の桜を幻想的に撮った作品や、鉄塔を入れて写した白馬村の満天の星空、白い花が揺れるソバ畑(同市)の奥を「特急あずさ」が走る光景など、自然本来の美しさや人の営みが感じられる瞬間を、それぞれの感性で切り取った。
会員は市内外の30~70代の11人で、うち5人は女性。風景写真好きが集まり20年ほど前から活動する。リモートでも参加できる市平公民館での月例会に加え、撮影会も開いている。
高※橋政和会長(56、同市常盤)は「これまでコロナ禍で遠出ができなかった人も、作品から旅気分を味わい、撮影したスポットにも足を運んでもらえたら」と話す。
午前10時~午後6時(13日は5時)。会員を募集中。高(※2)橋会長TEL090・2409・9956

※1=倶の旧字
※2=はしご高