安曇野市豊科の高山(こうさん)寺は6月11日､｢おさがりリユース会とエコチャレマルシェ｣を開く｡不要になった衣類などを持ち帰れたり､エコに関心がある作家が環境に配慮して制作した作品を出展したりと､エコでサステナブル(持続可能)な催し｡おしゃべりを楽しみながら一帯のごみを拾う｢ぴかっ人(と)ウォーク｣もある｡
午前10時～午後3時｡衣類などが持ち帰れる｢おさがりリユース会｣(午前10時～午後2時)は､夏服リユース会と銘打って約4500点を用意｡絵本､帽子なども並べる｡
｢エコチャレマルシェ｣(同)は､みつろうラップ､布小物などを販売｡バスボムなどのワークショップも開く｡農産物､食品も販売し､農薬､化学肥料を使わずに栽培した地元野菜の他､おやきやたこ焼きなどが並ぶ｡容器を持ち込むと値引く牛すじカレー､クレープの販売も｡
｢ぴかっ人ウォーク｣は午前9時､市役所西口玄関集合(雨天の場合は境内でじゃんけん大会)｡運営する｢TEAMぴかっ人｣の長坂智恵子代表(49､穂高柏原)は｢ごみのポイ捨てをしない､あったら拾うといった習慣が身に付くので､ぜひ親子で｣｡
坊守(ぼうもり)(住職の妻)の本多正美さん(50)は｢リユースの活動がいろいろな地域に広がっていけば｡マルシェが､エコを考え､楽しく始めるきっかけになればうれしい｣と話す｡
子ども縁日(午前10時～午後2時)､安曇野市のPUCHIKOさんの音楽ライブ(本堂で2時半から)なども｡詳細はインスタグラム＝こちら＝参照｡本多さんTEL090･2522･5851