アフガンに思いはせて 大使館職員講師に文化学ぶ

安曇野市豊科のスケートボードショップ、原産地と公正な価格で取引したフェアトレードやオーガニックの食材の量り売りなどの「ハカルAZUMINO」は10日、「アフガニスタンのお話会」を店内で開く。在日アフガニスタン大使館職員が、食べ物や文化、歴史、習慣などについて話す。
大使館職員で、同国の食品や民芸品などを扱う店「アフガンサフラン」を経営するバブリ・アシュラフさん(41、千葉県松戸市)が講師。草木染じゅうたん、キリム(伝統的な平織りの布)の展示販売もある。
同店は毎月1回、「ハカルアースデー」と銘打って、衣食住、環境に関わることを紹介する催しを開いており、今回もその一環。店長の生田佳絵さん(39)は「アフガニスタンは不安定な情勢が続き、危険、かわいそうといったイメージを抱く人が多いのでは。温暖で豊かで、食材の宝庫でもあるアフガニスタンを知り、思いをはせてほしい」と話す。
1部午前10時~正午、2部午後2~4時。会費千円(アフガンフルーツティー付き)。できれば予約を。ハカルAZUMINO TEL0263・73・5223(木~土曜午前10時半~午後5時)