残雪の乗鞍岳とレンゲツツジを

松本市安曇の乗鞍高原でレンゲツツジが見頃を迎えている。高原で最後に咲く市特別名勝の一の瀬園地レンゲツツジ群落も、つぼみが膨らみ始めた。
一の瀬園地群落は、乗鞍岳とレンゲツツジが同時に見られる景勝地だ。地区の人たちが大切にしている場所だが、管理が行き届かず花付きが悪くなったため、のりくら観光協会の高田俊博さん(72)が仲間を募り、5年前から手を入れてきた。昨年から元気を取り戻し、花が増えてきた。
「残雪の乗鞍岳とレンゲツツジは、今だけの最高の景色。大切に守りたい」と高田さん。20日くらいまでは楽しめそうだという。