手頃な価格帯「古着の入り口に」
塩尻市の古着店「ダンデライオン」(広丘原新田)の姉妹店として5月に開いた。アメリカンカジュアルを中心に、ストリート系の古着を取り扱う。
「かっこよく、今の日本のストリートシーンに合うアイテムを」と選んだ、Tシャツやポロシャツ、デニムなど。スポーツブランド「ナイキ」の年代物のスニーカーやキャップも豊富にそろえる。
地元出身で、HIPHOP音楽を楽しむ仲間として知り合った藤沢渓一郎さん(21)と、髙橋健太さん(21)が共同経営する。1年半前に藤沢さんが塩尻店を立ち上げ、「フロア」は髙橋さんが店長を務める。手頃な価格帯で高校生の利用も多いことから「若い世代の古着の入り口になりたい」という。
Tシャツなどの手描きデザインも受け付ける。藤沢さんはアート系、高橋さんはグラフィック系が得意で、信州大の部活などから注文がある。今後は自らデザインした服を広めたいという夢もある。「お客さんと一緒に成長し、かっこいいと思ってもらえる店にしていきたい。気軽に足を運んでもらえたら」
正午~午後8時。火曜休み。