駐車場ビル屋上で「城下町天空マルシェ」

松本市内の会社経営者らの有志が実行委員会をつくり23日、「松本城下町天空マルシェ」を同市中央1の五幸セントラルパーキングプラザビル屋上で開く。コロナ禍で大幅に減少した中心市街地の「人流」を呼び戻すのが狙いだ。
地上約30メートルの駐車場屋上で行うマルシェには15ブースが出店予定。地元の野菜や果物のほか、菓子・パン類、ペットフードなどを販売する。ピザ、コーヒー、おやきのキッチンカーも出る。
また同ビルに隣接する花時計公園では「旧車展示会」を実施。昭和時代の国産の名車や年代物の輸入車など約40台が全国から集まる。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられた以降も、中心市街地に人流が戻らないことを心配し、「街に出るきっかけを」と、このイベントを企画した。
実行委員長で、自動車販売などを手がけるトップラン(同市平田東)の清沢輝彦社長は「会場の眺望は最高で、旅行者にも満足してもらえるのでは」とし、「月1回程度のイベントとして定着させ、文化、芸術、あらゆるパフォーマンスの発表の場にもなれば」と期待する。
午前8時~正午。トップランTEL0263・31・5140