
JA松本ハイランドは8月16日まで、「すいか村」を松本市和田の同JA「あぐり資材センター和田」前広場で営業している。同市波田のスイカ生産者2軒と、同JA直営の計三つの直売ブースが並び、甘くシャリッとした歯応えが人気の夏の味を、県内外から訪れた客が買い求めている。
初日の8日は、営業開始の午前9時前から行列ができた。来店者は今夏の出来などを生産者に尋ね、買ったスイカを重そうに車まで運んだ。3個を買った長野市の40代女性は「この時期はスイカがご飯代わりです」。
贈答用の他、自家用に適した手頃な価格のスイカも並び、発送もする。試食はできない。JA女性部和田支部の地場農産物直売ブースもある。
すいか村の営業は23年目。開始当初、親の代から出店している村長の五十嵐範行さん(60)は「今年は例年になく糖度が高く、出来がいい。対面販売でお客さんとのつながりをつくり、喜ばれるものを出したい」と話した。
午前9時~午後4時(売り切れ次第終了)。休みは18、24、31日と8月7日。同JA生活購買センターTEL0263・88・1224(平日のみ)