
塩尻市の女性らでつくり、創立50周年を迎えたコーラスグループ「塩尻フラウエンコール」(19人)は23日、記念の第11回コンサートを市レザンホール(大門七番町)で開く。
初コンサートで歌って以来、思い入れがあるシャンソン曲「シャンテ」をはじめ、「さくら貝の歌」、集大成ともいえる合唱曲「夕焼け」まで16曲ほどを、4部構成で披露。
指揮者の山田富康さん(北小野)が作った曲の演奏や、ギタリスト矢野修さん(同)と山田さんのリコーダーの共演も。ピアノは星井彰美さん(洗馬)。
グループは1973(昭和48)年、塩尻西小学校のPTAコーラスとして、校庭にあった梅の木にちなみ「うめの実コーラス」として発足。75年に団員の間口を広げて現名称にし、90年から山田さんを指揮者に迎え、およそ5年おきにコンサートを開いてきた。
発足当初からのメンバー合木節さん(86、大門四番町)は「歌が好きでつながってきた仲間の輪が宝物。家族やお世話になった皆さんに、感謝の50周年です」。
会長の水谷園江さん(74、広丘堅石)は「若さがみなぎる歌声が自慢。50年歌い継いできた歴史を踏まえ、皆の気持ちを思い切り表現できたらうれしい」と話す。
午後6時開演。無料。