波田「そーゆー農園」黄色いスイカ栽培

これメロン?いえいえスイカです―。スイカといえば赤い果肉を思い浮かべる人も多いだろうが、特産地の波田で今年から、黄色のスイカに挑戦している農家がある。「そーゆー農園」だ。

栽培する品種は「金(こん)色羅皇(じきらおう)」。黄色というより黄金のような色で、糖度は高いがさっぱりしているのが特徴。みずみずしく、しゃりしゃりした食感も楽しめる。
農園長の中野聡一さん(43)が「新しいことにチャレンジしたい」と始めた。例年は赤玉を2500~3千玉を取るが、今年は赤2200玉、黄色500玉ほどの収穫を目指す。
肥料を与え過ぎると食味が落ちるため、毎年土壌分析を行い、必要以上の肥料を与えないなど、土作りに力を入れる。「そーゆー農園」の「そーゆーすいか」は農園のネットショップと、生産者直売所「アルプス市場」(松本市寿白瀬渕)で販売している。
販売担当の大西祐次郎さん(48)は「黄色のスイカは、まだ珍しいのでは。『幸せの黄色いスイカ』です」とPRする。
黄色のスイカは、ネットショップでは5千~5500円ほど(送料別)で販売。規格外(アルプス市場)は4千円前後という。ネットショップは=ホームページ=から。
「そーゆーすいか」(規格外)を5人(黄1玉、赤4玉)にプレゼントします。応募方法は3面に。8月1日必着でMGプレス「そーゆー農園スイカプレゼント係」まで。発表は発送をもって代えます。