
塩尻市の夏の風物詩「しおじり山賊焼サマーフェスタ」が3~6日、同市の塩尻駅前広場で開かれる。4年ぶり9回目。飲食店約20店がキッチンカーなどで出店し、塩尻発祥の鶏肉料理「山賊焼き」をメインに、岩手・陸前高田のカキなどを販売。ビールやワインも楽しめる。
地元有志らの支援で休止前の規模に
3、4日は午後5~9時、5、6日は午前11時~午後9時。松川町在住のお笑い芸人「松尾アトム前派出所」さんや音楽、ダンス、太鼓などのステージもある。
イベントは2012年、飲食店などでつくる「しおじり山賊焼の会」が始め、コロナ前の前回は延べ8千人余が来場するなど、夏のイベントとして定着した。
今回再開するのに、コロナの打撃を受けた飲食店の会員らが、費用などを担うのが難しかったため、有志が実行委員会を立ち上げて企業から協賛金を集め、市も負担金を出すなどし、以前と同じ規模での開催にこぎ着けた。
実行委員長で「元祖山賊」(大門七番町)店主の高見直孝さん(49)は「地元の皆さんの力を借りた。たくさんの人に楽しんでほしい」と話している。
問い合わせは実行委事務局の市観光課TEL0263・52・0280