
オーガニックやビーガン素材の菓子やパンなどを販売する「NICORI(ニコリ)マルシェ」の初回が7月27日、塩尻市北部交流センター「えんてらす」(広丘野村)で開かれた。今後も毎月1回、同所で開いていく計画だ。
「ドイツパンとお菓子の店ビオランド」(山形村)「slow cafe MAHALO」(同)「菓子工房~enn~」(塩尻市)の3店などが出店。県産小麦粉などを用いたパンとベーグル、卵や乳製品、白砂糖を使わないマフィンを販売した。
3店はいずれも実店舗を持たず、イベントなどに出店。安心、安全な材料を使い、素材の味を生かした商品を提供したい―という思いを共有する仲間として、マルシェを企画した。子育て世代の利用が多いえんてらすで開くことになった。
「売るだけが目的でなく、その先の食卓でおいしく笑顔で食べてもらうことに、思いをはせて作っている。多くの人に知ってもらえればうれしい」と、「菓子工房~enn~」の小澤幸恵さん(45、同市下西条)。
次回は8月30日午前10時~午後1時。9月以降は毎月第4水曜を予定している。