
作家自らが一点物の刃物を紹介する展示即売会「松本ナイフショウ2023」が8月19、20日、四柱神社(松本市大手3)斎館で開かれる。料理に使う包丁から狩猟用ナイフまで、さまざまな種類の刃物を手に取ることができる。
コロナ禍の中断を挟み9回目。今年は、30組の作家が計約3千点を持ち寄る。釣りやキャンプなどのアウトドア、デスクワークで使うナイフも並べられる。
主催者で、飲食店店主の新井滋さん(46、同市城山)は「刃物というと怖いイメージを持ちがちだが、生活を豊かにする道具」と話す。特にアウトドアの仕事や遊びが盛んな信州で、量販品とは違うナイフの良さを知ってもらいたいという。
「同じ用途のものでも一度にたくさん見ることで自分の好みに気づく」と新井さん。会場では、作家と話せて、注文もできる。
入場無料。午前10時~午後5時(20日は4時まで)。無料の包丁研ぎもある。