修那羅山安宮神社の石神仏5種 フィギュア化しガチャで

筑北村は、修那羅山(しょならさん)安宮(やすみや)神社(坂井)の境内に点在する約800体の石神仏のうち5種をフィギュア化し、村内3カ所に置くガチャガチャ(カプセル玩具販売機)で販売している。「村独自の土産品にしたい」とフィギュアのフォトコンテストを催し、8月19、20日はフィギュアに色を塗るワークショップ(WS)を開く。
樹脂製のフィギュアは、手のひらに乗る大きさ。修那羅大天武(だいてんぶ)、猫神、千手観音、将軍地蔵騎馬像などを、3Dプリンターで細部まで忠実に再現した。
計千個を作り、「修那羅石神仏ガチャ」と銘打って道の駅さかきた(坂北)、農産物直売所「まんだらの庄」(坂井)、西条温泉とくら(西条)に販売機を設置。1回300円で回せる。
考案したのは、村地域おこし協力隊員の庄司真実さん(26)。「子どもから大人まで気軽に買え、楽しめる手土産を」と、はやりのガチャガチャを取り入れた。
写真コンテストは10月29日まで、「ちくほく推し神仏探しスタンプラリー」に合わせて開催中。入手したフィギュアの写真をX(旧ツイッター)やインスタグラムに投稿する。入賞者には賞品も。応募方法はウェブサイト=こちら
フィギュアは色を塗ると、石神仏の造形や表情がくっきりと浮かび上がり、写真コンテストに「塗装部門」を設けている。プラモデル用の塗料を使うWSは、19日にまんだらの庄、20日は道の駅さかきたで開き、両日とも午前11時~午後2時。参加費はフィギュア1体につき100円。希望者は直接会場へ。問い合わせは村観光課TEL0263・66・2111