「アカマツの魅力を知って」松本で催し

松本市の美鈴湖もりの国オートキャンプ場(三才山)で10月1日、「もりの国まつり2023」が開かれる。地元のグルメや農産物、手作りのキャンプ道具などの販売のほか、市木のアカマツを使った工芸品の展示「アカマツアーツフェスティバル」を初めて開く。
同キャンプ場を管理する柳沢林業(岡田下岡田)の主催で3回目。フェスティバルは、アカマツが松くい虫被害で枯れていく現状と、アカマツの魅力を伝えようと企画した。作品は、自然が生み出した独特の曲がりや赤みがかった色を生かし、木工家や同社の社員らが手がけた約15点を展示する。
地元のクラフトビールや山賊焼き、スイーツ、新鮮な農産物、アウトドアグッズなどを販売する約30店が並び、同社が育てた米で作った五平餅の販売、丸太に切り込みを入れて燃やすスウェーデントーチのワークショップもある。美鈴湖ではボードに立ってパドルで水をかくSUP(サップ)とテントサウナも体験できる。
事業開発部長の藤澤良太さん(35)は「地元のおいしい食べ物や、キャンプ場の魅力を知ってもらう機会になれば」。
当日入場料は大人500円、中学生以下無料。チケット購入はホームページ