
熟成芋の焼き芋と芋スイーツの「おいも日和」は、8月に東京で開かれた「夏のさつまいも博2023」に「蜜芋のふたいろ♪モンブラン」を出品、5部門中2部門で1位を、1部門で3位を受賞した。松本市、安曇野市などの店舗では、同様に2種の芋のモンブランクリームが楽しめる「ふたいろモンブランジェラート」が楽しめる。
同博のテーマは「さつまいもの可能性」で、全国24店舗から190の商品が集まった。来場者の人気投票で、蜜芋のふたいろ♪モンブランは「夏いもスイーツ」「映え」の2部門で1位を、「ネクストブレイク」部門で3位になった。
蜜芋─は、芋けんぴや塩キャラメルホイップ、焼き芋のダイスカットを入れて焼き芋ジェラートを載せ、最後に信州産のシルクスイート(黄色)、沖縄産の紅芋(紫)の2色のモンブランクリームを目の前でかけてくれる。
夏らしさ、見た目のきれいさ、驚き、美しさ、おいしさを表現したい─と半年ほどかけて開発した。2種の芋のクリームを同じくらいの硬さにするのに苦労したという。「おいも日和」の経営会社ねんりん(松本市両島)の宮下祥次社長は「スタッフ全員で完成させた。評価されてうれしい」と喜ぶ。
10月上旬からはサツマイモと小布施産の栗を使った商品を発売するなど、今後は季節の「ふたいろシリーズ」を発売する。2月に開かれる冬のさつまいも博にも出品予定で、現在商品を開発中だ。
安曇野店TEL0263・88・2429、松本中町店TE0263・L88・3996