
安曇野市穂高のあづみ野コンサートホールは8日、地元のピアノ愛好家によるコンサート「ベーゼンドルファーとあなたをつなぐ」を開く。職業、ピアノ歴などが異なる10人が、多彩な音色が特徴のオーストリア・ベーゼンドルファー社製のグランドピアノでさまざまな曲を披露。バラエティーに富んだ演奏が楽しめそうだ。出演するのは、ピアノ教室主宰の石曽根り江さん(同市三郷温)、堀越有理さん(松本市内田)、看護師の酒井美枝さん(松川村)ら同ホールのピアノ部に所属する10人。医師や教員もいる。石曽根さんはフィンランド生まれの作曲家カスキの「激流」、堀越さんはメンデルスゾーンの「歌の翼に」、酒井さんはショパンの「ノクターンOP.27―2」を演奏。石曽根さんと堀越さんによる連弾もある。演奏者によるプログラムノート(曲目解説)も用意する。石曽根さんは「ベーゼンドルファーは年間生産数も少ない上、弾きこなすのも難しく、それだけにとりこになる。興味のある人はぜひ出かけてほしい」と呼びかける。午後2時開演。入場料500円。ピアノ部のメンバーを募集中。同ホールTEL0263・82・6419