今井恵みの里 専属パティシエのアップルパイ 特産リンゴで名物を

10月14日は3種50個ずつ販売

松本市今井の道の駅「今井恵みの里」は10月14日午前10時から、焼きたてのアップルパイを数量限定で店頭販売する。専属パティシエがリンゴの品種ごとの特徴を生かして作る「めくるめく季節のアップルパイ」の第2弾だ。

今井の特産品であるリンゴを生かした名物を作ろうと、パティシエの小澤佑介さん(29)が試行錯誤。多くの品種が集まる同所だからできるものをと、甘みや酸味、香りなど「それぞれの個性を引き出せるように工夫した。主役のリンゴが引き立つよう、パイ生地の厚みやカスタードの量にもこだわった」という逸品だ。
9月23日の初回は紅玉、シナノリップ、つがるの3種類を販売し、170個を90分で完売した。「酸味と食感のバランスが良い物が好まれると思っていたが、人によって好みが違うのが面白い」と小澤さん。
今回は秋映(あきばえ)、ブラムリー、トキを50個ずつ販売する予定で、1個450円。「食べ比べてお気に入りのアップルパイを見つけてほしい。そこから生のリンゴにも興味を持ってもらえればうれしい」という。
今後も月2回程度、さまざまな品種のアップルパイを店頭販売する予定。家で焼き上げる冷凍アップルパイも開発中という。同道の駅TEL0263・31・3220