
猫が好きな人もそうでない人も保護猫や地域猫を知るきっかけにしたい─。ユニット名「にゃんとも舎」の共に自営業・小林佐喜子さん(58、松本市波田)と齊藤良子さん(47、池田町会染)は11月4日、「にゃんともチャリティーマルシェ」を松本城大手門枡形跡広場(松本市大手3)で初めて開く。
家で保護猫を飼う小林さんと齊藤さんは、市内で増え過ぎた野良猫を保護する活動を個人的にする中で知り合った。自費で避妊・去勢手術をした上で、市保健所などを通じて飼い主を見つけたり、地域猫として戻す活動をできる範囲でしたり。2人は「過酷な環境で生きる野良猫を減らしたい。猫を飼いたければ、保護猫という選択肢があることも知ってほしい」と話す。
県内で野良猫の保護や譲渡などの活動をする団体との橋渡しもしたいと、イベントでは団体の活動の紹介や保護猫のパネルを展示するほか、クラフト作家の作品、そばや焼き菓子の販売、ワークショップ、占い、音楽とダンスのライブなども。売り上げの一部は団体へ寄付し、会場には募金箱も設置。来年以降も開きたいという。
午前10時半~午後3時半。出店者などの詳細はホームページ=https://nyantomo-marche.com/。悪天中止。小林さんTEL080・6936・0854