
信州版画協会中信支部は11月1~5日、「みんなの版画展」を安曇野市穂高交流学習センターみらいで開く。会員11人の他、一般の2人と1団体の計60点ほどが並ぶ。
木版画を中心に、アクリル画に使われるジェルメディウムを利用した新たな凹版画の技法「メディウムはがし刷り」の作品などさまざま。望月信幸支部長(49、同市穂高柏原)は、障子紙を使った180センチ四方の大作「COMIC(コミック)」。米国の画家ロイ・リキテンスタインのパロディーやファッション雑誌、漫画を参考に制作した4枚を貼り付けている。
一般参加の団体「アートセッションプロジェクト」は「しりとり版画」。3人のリレーで、5センチ四方の紙に「さる」から始まる246枚を刷り、150センチ四方の黒画用紙に貼り付けて展示する。
5日午前10時~午後3時、メディウムはがし刷りのワークショップを開く。定員10人(先着順)。A4サイズの下絵を持参する。
望月支部長は「いろいろな作品があるので、好きな作風、やりたい作風を見つけて。一緒に楽しみませんか」と話す。
午前9時(1日は午後1時)~午後5時(5日は4時)。入場無料。望月さんTEL090・8723・4741