寝覚の床に響く和太鼓の音色楽しんで

「木曽谷和太鼓フェスティバル~谷響(こくきょう)~」が11月4日、上松町寝覚の寝覚の床美術公園などで開かれる。郡内などの和太鼓チームが、地元の景勝地で演奏する初のイベントだ。
主催する上松檜流(ひりゅう)太鼓伝承保存会(上松町)の他、神楽組(南木曽町)、桔梗太鼓中(なか)夢楽(むら)座(塩尻市)、東京都八王子市のしの笛ユニットが参加する。
午前中は各チームが会場周辺のさまざまな場所で演奏。午後がメインステージで、同公園で各チームや特別ユニットが演奏する。「山呼(さんこ)」「海の太鼓」「華囃子(はなばやし)」の3曲は、観客が飛び入りで演奏に加われる。
和太鼓や笛の楽しさを発信し、愛好者が交流しながら木曽の魅力もPRしようと企画した。実行委員長で上松檜流太鼓の佐々木文絵さん(47)は「寝覚の床の景観を楽しみ、谷ならではの音の美しい響きを感じてほしい。イベントを機に和太鼓に興味を持ってもらえたら」と話す。
午前10時半~午後3時。無料。演奏希望者はばちや笛を持参する。問い合わせは佐々木さんTEL090・7830・8677