平和考える「戦争展」市民らが企画

「第34回平和のための信州・戦争展=松本」(実行委員会主催)が11月3~5日、松本市勤労者福祉センター(中央4)で開かれる。映画上映やコンサート、シンポジウムなどを通して「今こそ戦争をさせないために考え、行動しよう」と発信する。
3日は午後3時、映画「証言|侵略戦争」上映会。5時半、県内にもメンバーがいるフォークグループ「雑花塾」と、ピアニストはざまゆかさんらによるコンサート。
4日は午前9時5分、映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯」上映会。11時20分、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟県本部中信支部による問題提起の会。午後0時10分から「みんなでつくる―平和のためのうたごえライブ」、平和のための絵本朗読、「今だからこそ『うたごえは平和の力』を信じて、こわしてはいけない~無言館をうたう~」。6時半、平和と憲法をまもる信州大学人の会との共同企画シンポジウム「戦争のとめかたと平和のつくりかた」。
5日は午前10時、小中高での実践報告「子どもたちが学ぶ『満州開拓・青少年義勇軍』の歴史」。午後1時、平和の種をまく会と長野反核医療者の会による「平和の花を咲かせるおはなし会」。実行委員の小島十兵衛さんは「世界の終わらない戦争を憂える市民グループによる自主企画が盛りだくさんです」。
ウクライナの子どもたちの絵などの展示は4、5日午前9時~午後9時(5日は4時まで)。3日通し券千円、大学生500円、高校生以下無料。小島さんTEL090・9231・9941