
11月10日は「松本城の日」。松本市など約70の企業、団体でつくる「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会が制定し、今年が2回目。これに合わせ、市は11月3~10日を「国宝松本城Week」とし、松本城に親しんでもらうようさまざまな催しを行う。
「松本城の日」のために作製した特別御城印を3日から販売する。昨年とデザインが違い、夜の水鏡に映る松本城をイメージしたという。1枚千円。5千枚用意し、売り切れ次第終了する。初日は本丸庭園を無料開放する(天守入城は有料)。
10日は午前8時半から、松本城公園で松本城の日の記念品を、先着300人に無料配布する。
期間中、松本城天守の築造を進めた初代城主石川数正と、松本を含む国宝5城のPRブースを本丸庭園内に設ける。新たにオープンした市立博物館(大手3)では、昨年初めて公開した「信州松本城絵図」のレプリカを特別展示する。
市立博物館と松本城がコラボし、両方の施設に夜間入場できる「スペシャルナイトツアー」を6、8、9日(各日50人)に行うが、既に申し込みを締め切った。
市松本城管理課は「今年はNHKの大河ドラマで石川数正が話題になったこともあり、石川氏が天守を築くなど整備に尽力した松本城を多くの人に知ってもらい、松本城への親しみがより深くなる期間にしたい」としている。
問い合わせは同課TEL0263・32・2902