
白馬村が練習拠点の吹奏楽団「山の音楽家」は11月19日、収益金を地域福祉に役立てるチャリティーを兼ねた定期演奏会を村ウイング21で開く。同村と小谷村、近隣の高校生から70代までの23人が、世代を超えたハーモニーを響かせる。
演目は「東京ブギウギ」「TAKE FIVE」の他、「ウエスト・サイド・ストーリー」やアニメソング、民謡のメドレーなど多彩。幅広い年齢層が楽しめる構成にし、チューバやパーカッションが見せ場を担う曲もある。
同吹奏楽団は1987年結成。90年の3回目の定期演奏会からチャリティーコンサートとし、主に白馬、小谷両村の社会福祉協議会に収益金を寄付。昨年までの寄付額は、累計で570万円余に上る。
中尾浩樹団長(46、白馬村神城)は「地域に根差した活動を続けている。訪れた方と一緒に楽しい時間を過ごしたい」と話す。
午後2時開演。500円(当日600円)、中学生以下無料、全席自由。