
松本市松原地区の住民有志でつくる「松原モールぷろじぇくと」(新保俊尚会長、8人)は11月11日、同モール内にあるからくり時計などに飾り付けたイルミネーションの点灯式をした。光に彩られた時計台前ではコンサートが開かれ、訪れた約100人がビッグバンドの演奏などを堪能した。
時計台とモール入り口のゲート、この間の約30メートルにLED(発光ダイオード)を1万2千球設置。松本市の「ザ ビッグ バンド オブ ミュージック トイズ」が「A列車で行こう」「セプテンバー」などを演奏すると、訪れた人は音楽に合わせて体を動かしたり、手拍子をしたり。
出浦永佳さん(25、同市)は「イルミネーションがきれい。近くに住んでいるが知らなかった。また見に来たい」などと話した。
同ぷろじぇくとは、モールの活性化と故障したからくり時計修復のため2018年に発足、同年からイルミネーションを点灯している。時計は3年前に復活した。新保会長(63)は「寒い時期だが、散歩がてら見に来てもらえるとうれしい」などと話した。
イルミネーションの点灯は午後5~10時。来年3月31日まで楽しめる。松原地区公民館TEL0263・57・2322