南安曇農業高の野菜 社食へ

安曇野市に本社がある2社の社員食堂に11月21、22日、南安曇農業高校(豊科)生徒が栽培した野菜で作った料理が登場した。両社の社食を運営する企業の社員が、地産地消に加え、地域連携や地域振興を目的に計画。今後も継続していくという。使ったのは、同校グリーンサイエンス科生物工学科の1年生79人が栽培した大根50本、白菜50玉。車両・住宅・業務用空調機器開発製造のデンソーエアクール(本社・穂高北穂高)の穂高と豊科の工場、食品製造販売のポテトデリカ(同)の社食のメニューに加わった。
21日は「大根のシャキシャキ!豚しゃぶサラダフレッシュレモンで特製おろしポン酢」と「ごろごろ麻婆(マーボー)大根」。22日は「白菜の甘み引き立つ!コク旨クリームに魔法の味変ソースセット」と「白菜のトロっと広東麺」。
デンソーエアクールでは21日、両メニューで150食ほど注文があった。農業高校出身という吉野大空(ひろたか)さん(24)は、大根の豚しゃぶサラダを注文し「野菜は新鮮で、歯応えもありおいしい」。試食に訪れた同校3年の澤栁智也さん(18)は「おいしく食べてもらえてうれしい」と話した。
両社の食堂の運営を受託するエームサービス(東京都)ユニットマネジャーの御子柴裕一さん(40)が「地域と連携し、元気にしたい」とJAあづみに、地元の野菜の使用について相談。紹介された同校の野菜を使うことにした。