19日まで互いの故郷で働く友人が二人展 志持ち新天地で制作

安曇野市のグラフィックアーティストやまもとりのさん(25、東京出身)と、同市豊科出身で東京で働くイラストレーターしおはらななさん(24、千葉県)は、二人展「山越えて、進展地」を松本市の中町・蔵シック館(中央2)で開いている。同じ大学の友人で、卒業後は互いの出身地で暮らし働く不思議な縁。各自が新天地で制作した計11点を並べている。19日まで。
二人は武蔵野美術大(東京)造形学部で学んだ同期生。卒業後は仕事の傍ら、創作活動に励んでいる。志を持って安曇野と東京に移り、新天地でそれぞれ歩みを進めていく決意を込めて企画した。
やまもとさんの作品は、安曇野から見た北アルプスに着想し、直線を何本も扇状に配置して山や信州の冬を表現したものなど。しおはらさんは竜を題材に制作し、幅1メートル36センチ、長さ7メートルの布に2匹の竜が戯れる様を描いた大作が目を引く。
互いをイメージした作品も制作。しおはらさんは馬や炎などを描き、やまもとさんのフットワークの軽さやエネルギーを表現。やまもとさんは、しおはらさんの躍動感や生命力の強さを図像化した。二人は「作品を見た同士でいろんな会話が生まれたらうれしい」と話す。
午前9時~午後7時(19日は4時)。ポストカードなどの販売あり。詳細はやまもとさんのインスタグラムで。