「福祉」より身近に エクセラン高生 小中学生に体験イベント

松本市のエクセラン高校の福祉科は6月15日、小中学生を対象にした体験型の福祉イベントを、イオンモール松本(中央4)で開いた。大勢の人が集まる商業施設で、高校生の学びを通じて福祉業界の現状や魅力を身近に感じてもらおうと、初めて企画した。
キャラクター“フクシカくん”の家族を助けよう─という設定で、五つのブースを巡るスタンプラリー。参加者は車いすに乗って進んだり、自助具のスプーンを使って小さな玉を皿から皿へ移したり。血圧などの測り方を学ぶブースもあった。
県社会福祉協議会(長野市)と連携し、生徒と松本市内の福祉事業所職員や、福祉機器メーカーの担当者が各ブースで対応した。
参加した同市の本郷小学校6年・奥原星愛さん(11)は「お年寄りの身になって体験すると、不便なことがいろいろあると分かり、助けてあげたいと思った」。祖母の河内淳子さん(南浅間)は「バイタルチェックなどは大人になって知ることが多いが、孫はこの年代で学べて良かった」。
車いす体験コーナーを担当した3年生の塩原千遥さん(17)は「車いすに初めて触れた小学生が、最初は不安そうだったけど最後は笑顔で帰ってくれてうれしかった。少しでも福祉について知ってほしい」と話していた。