SNSのブーム解説 短歌館愛好者増へ企画展・集いも

塩尻市広丘原新田の塩尻短歌館は、企画展「今起きている短歌ブームとは~令和に繋(つな)げ!短歌の里(ふるさと)しおじりの未来」を開いている。SNSによる近年の短歌ブームに反して「市内や松本地方では愛好の気運が下がっている」と捉える同館が、歌壇の現状を紹介。愛好者を増やそうと、初心者らの集いも開いている。
太田水穂や若山喜志子ら、これまで地元ゆかりの歌人の歩みや作品を展示してきた同館が、初めて挑戦した企画。俵万智さんや岡井隆さん(2020年に死去)ら「ライトバース」(軽みのある詩)の歌人から発し、近年若い人の間で広がった、SNSで短歌を発表し批評し合う動きを解説している。
特にX(旧ツイッター)を使った短歌の発信は、従来の投稿誌や結社誌などが投稿から公表まで時間がかかるのに比べ、作品がすぐに評価されるスピード感が特徴とし、Xから生まれた歌人として岡本真帆さんやtoron*(トロン)さんらを紹介している。
「『短歌は難しい言葉を使うし、決まりを知らない』などの思い込みを排し、作って楽しみませんか」と同館指導員の藤森円さん(52)。企画展は7月7日まで。午前9時~午後4時半。入館料300円(中学生以下は無料)。月曜休館。
企画展に合わせて開いてきた初心者や愛好者の集いは、最終3回目を7月6日午前10時~正午に開く。参加申し込みは専用フォーム=https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdHt3kc5-pZ2fs851ZU0g8YYuwc9wTPi5JCRf4r09Q3v-SxEw/viewform=からか同館TEL0263・53・7171