【高校文化祭2024】大町岳陽・岳嶺(たかね)祭

「難民支援運動」にも力

新型コロナウイルスが収束し、従来の形で開く今年のテーマは、力強く羽ばたき盛り上げる決意の「翔龍(しょうりゅう)」。干支(えと)にもちなんだ。
一般公開は29、30日午前10時~午後3時。大町北高時代から約40年続く「アジア・アフリカ難民支援運動」は、地域から募った物資の一部を両日開くバザーで販売し、売上金はマリ共和国への物資輸送費に充てる。
中庭に焼き鳥や五平餅などを販売する屋台が並ぶほか、飲食物を売る地域の店や業者がキッチンカーなどで出店してにぎやかに。1、2年生はフォトスポットや縁日、お化け屋敷などを、3年生はダンスをクラスごとに企画、披露する。
書道、吹奏楽、軽音楽の各部はパフォーマンスや演奏、他の文化系部活などが展示や体験で日頃の成果を発表する。実行委員長の傘木菜月さん(18)は「コロナ禍前の活気を感じられる文化祭にしたい」と張り切る。