「最後の夏」塩尻丘中相撲部 全国出場懸け県大会に挑む

全国大会を目指し気合が入る(左から)中村祐俊さん、石黒天基さん、米山瑛都さん、中村圭佑さん

8月に北信越5県で開く中学の全国大会につながる県大会が始まり、7月7日に木曽町で行う相撲に塩尻市の丘中学校が出場する。同校相撲部は今秋の新人戦をめどに地域クラブに移行する予定で、部活動として大会に出場するのは今夏が最後。「校名を全国大会の土俵に残そう」と気合が入る。
部員は3年生の石黒天基さん(164センチ、77キロ)と中村祐俊さん(175センチ、68キロ)、中村さんの弟で2年生の圭佑さん(177センチ、76キロ)、1年生の米山瑛都さん(160センチ、53キロ)の計4人。
団体戦は3人が出場。先鋒(せんぽう)の中村祐さんは対応力が高く、相手によって押したり四つに組んだりできる。中堅の石黒さんは、鋭い立ち合いからの押しが持ち味。大将の中村圭さんは右四つからの寄りと投げに自信を持つ。補欠の米山さんは相手の懐にもぐり、横から攻める。
県大会の団体戦は、丘中を含む6校・クラブが総当たりし、1位が全国大会に出場する。ライバルは90キロ前後の重量級が3人そろう長野市少年相撲クラブA。昨年9月の新人戦では1─2で敗れたが、「勝てない相手ではない」と臆するところはない。
主将の石黒さんは「ストレート勝ちで全国へ」と強気で臨み、中村祐さんは「一戦一戦、悔いなく戦いたい」と闘志を燃やす。
同校外部コーチで、部の移行先となる「信州塩尻相撲クラブ」の監督でもある小林雄矢さん(35)は「十分に稽古が積めている。全員が一丸となり、全国を目指す」と、相撲部としての最後の戦いが続くよう後押しする。