「味よし盛りよし」手作りにこだわり
民宿とそばの店「みどのロッヂ」が道の駅「風穴の里」前に移転し、そば店としてリニューアルオープン。
坪田達也さん（61）、圭子さん（61）夫婦が営む。
同店は「味よし盛りよし」をコンセプトに、とにかく手作りにこだわる。お薦めはもりそば（880円）。達也さんが打った風味豊かなそばを、自家製のそばつゆに絡めて味わう。シンプルだがボリュームもある。食材はそば粉をはじめ、山菜やとろろなども信州産。そばつゆも県内の企業から仕入れたカツオや昆布からだしをとっている。
圭子さんの両親の代から続く同店。1992年から2人も加わり、30年以上地域の人に愛されてきた。リピーターが多く、前店からの常連客が8割ほど。達也さんは「地元の食材を使い、地域の人に還元していきたい」と意欲を見せる。
店内は木のぬくもりが感じられる優しい空間で、窓からは木々の緑を眺められる。圭子さんの手芸「モラ」作品も展示している。
冬季限定でとうじそばも提供する。
午前11時～売り切れ次第。火曜定休。TEL0263・94・2715