
松本市の信州大附属松本中学校テニス同好会の男子7人が8月2日、富山市で開かれるテニスの第35回北信越中学生選手権大会の団体戦に、県代表として初出場する。同好会は保護者が運営。メンバーは外部コーチの指導も受けながら、個々の持ち味を生かして全国大会を目指そうと、練習に励んでいる。
出場メンバーは3年生6人と1年生1人。団体戦はダブルス2試合、シングルス3試合で争う。ダブルスから順に試合を進め、3勝すると勝利が決まる。
県大会(6月9日、松本市波田扇子田運動公園)は4校が総当たりし、県代表2枠を争った。信大附属松本は優勝した屋代高校附属(千曲市)に敗れたが、2勝1敗の2位で北信越初出場をつかみ取った。
昨年は3位で出場を逃し、「今年こそはという思いが強かった」と部長で3年生の池谷宣輝さん(15)。県大会は自信を持って自分たちのテニスをしようと、円陣を組み気合を入れて臨んだという。
5県の代表が集まる北信越大会は強豪ぞろいだが、「全国大会を目指し、まずは一人一人全力を出し切って、悔いのない試合をしたい」と意気込む。
同好会は男女16人が所属。3年生は受験勉強と両立させながら週3日、主に市美須々屋内運動場で練習している。