山形村図書館は18日まで「珍品?ラジオ展」を開いている。ラジオ収集家の久保田長利さん(68、松本市村井町南)が、ラジオや電気、もの作りに興味を持ってもらえれば─と、所有する珍しいラジオ35点を展示した。それらのラジオを聴く会を、3日と10日の午後1~3時に開く。
久保田さんは、ネットオークションなどでさまざまなラジオを収集し、洗浄して聞ける状態に修理している。
展示品はそのごく一部で、モールス信号のイミテーション、スポーツカー、帆船などさまざまな形を模した物や、アニメキャラクターをデザインした物、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」に出品された物の同型など、見るだけでも楽しいラジオがずらり。ラジオの歴史や仕組みなども、分かりやすくパネルにして展示している。
久保田さんが修理したCDラジカセやDVDプレーヤーなどが当たる、5問のクイズも出題。展示をじっくり見れば答えが分かるといい、久保田さんは「多くの人に楽しんで見てもらいたい」と話す。
平日午前10時~午後7時。土日曜、祝日と13、15、16日は午前9時~午後5時。月曜と14日休館。同館TEL0263・98・3155