スイカ畑に園児の笑顔 波田ひがし保育園 栽培・収穫体験

松本市波田ひがし保育園の年少から年長まで約40人は7月30日、自分たちが園の畑で育てた小玉スイカを収穫した。
地元名産のスイカを栽培してみようと、園児の保護者でスイカ生産者の中野識文さん(37、波田)、亜結子さん(31)夫妻の協力で5月中旬に14本の苗を定植。6月下旬に受粉作業も行い、日々畑を訪れて成長を観察しながらこの日を心待ちにしてきた。
収穫は午前9時半ごろから行った。識文さんは、果実が糖を蓄える涼しい時間帯だと甘いスイカが収穫できると説明し、「スピーディーに、割らないように取りましょう」。1玉2・5~3キロほどのスイカを抱えた園児たちは、「でかい」などと重さを感じながら収穫した約40玉を大事そうに園へ運んだ。
年長の宮澤楓花ちゃん(5)は「楽しかった。早く食べたい」と笑顔。識文さんは「楽しみながら興味を持って作業をしてもらえて良かった」と話した。