安曇野市の貞享義民記念館(三郷明盛)は15日まで、「信州ゆかりの作家展」を開いている。山崎満恵さん(56、穂高)が趣味で集めた18点が並ぶ。
出身や居住経験があるなど、何らかの形で長野県にゆかりがある作家14人の絵画。松本市安曇(旧安曇村)出身の加藤大道(1896~1965年)の版画「松本城」や、長野市出身の池田満寿夫(1934~97年)の版画「笑って」「瀬戸大橋」、辰野町出身の中川紀元(1892~1972年)の水彩「港風景」など、多彩な作品が並ぶ。
山崎さんは30代から、日本や世界で活躍した画家の作品をネットオークションで収集している。「作家の個性があふれ、感動した作品を集めた。ぜひ見てほしい」と話す。
無料。午前9時~午後5時。月曜と13日休館。TEL0263・77・7550