中信地方の女性らでつくる社会奉仕団体「松本ゾンタクラブ」の古旗征子会長(松本市梓川上野)と奥原ます子副会長(同市波田)が7月29日、就任あいさつで信毎メディアガーデン(同市中央2)の信濃毎日新聞松本本社を訪れ、今後の活動や抱負を語った。
同クラブは1995年の阪神淡路大震災を機に結成し、再来年に創立30周年記念事業を予定する。古旗会長は「県内のゾンタクラブは松本だけだが、30周年に向けてもう1カ所設立したい」と話した。
このほか恒例のチャリティーバザーを通し、松本赤十字乳児院や長野いのちの電話(長野市)の活動支援、県立こども病院への図書寄贈なども継続する。近年は幼年期~中学校の性教育の実態調査を続けてきたことから、「市や県などに提言できたら」(奥原副会長)と意欲も。
新役員(任期2年)は6月の総会で選出し、もう1人の副会長は越場路子さん(松本市鎌田1)。会員は40~90代の42人で「女性だけの団体と思われがちだが、男性も2人いる。地域奉仕に関心がある人はぜひ一緒に活動を」と呼びかける。
松本ゾンタクラブ 新役員就任新たに抱負
- 2024/08/03
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