EC化に向け後押し 塩尻で8月29日 ユリーカが補助金活用セミナー

ソフトウエア開発などを手がける塩尻市のユリーカ(広丘野村)は8月29日、市内の中小企業向けに塩尻商工会議所が推進する、補助金を活用したEC(電子商取引)事業を支援するための初のセミナーを、市北部交流センターえんてらすで開く。
活用する補助金は同市の「中小企業デジタル化促進事業補助金」。セミナーでは、ユリーカ営業本部の土岐涼太課長が、同補助金の基礎知識のほか、ECサイトの失敗しないプラットフォームの選定と初期設定のポイント、ECサイトの立ち上げに必要な準備とステップなどについて説明する。
ECサイトのサービス提供や構築支援などをするGMOメイクショップ(東京都)の根本真考さんが、ネット通販の基盤の築き方や事業を成功させるための具体的なノウハウなどを事例とともに紹介する。
EC事業は、今後の経済活動の中で成長分野と見込まれるが、EC化率は伸び悩んでいる。こうした状況に、EC化に向け「後押しできれば」と、ユリーカの青山雅司社長が、市の補助金に目を付け、活用を呼びかけることにした。
同社経営企画室の菱田茜さんは「ECサイトを構築するのは新店舗を設けるのと一緒。今こそ挑戦してほしい」と話す。
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