サイトウ・キネン・オーケストラ結成40年記念展 写真やCDジャケット展示

開催中の「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」に合わせ、小澤征爾総監督やオーケストラの歩みを伝える「サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)結成40年記念展」が松本市立博物館(大手3)で開かれている。9月4日まで。
SKOは、今年2月に亡くなった小澤さんが恩師・斎藤秀雄さんの没後10年の1984年に、仲間と開いたメモリアルコンサートの出演者たちが母体。92年からは毎年松本でサイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)を開き、2015年から小澤総監督の名を冠したOMFとして「楽都・松本」の音楽文化をけん引してきた。結成40周年を記念し、SKOの公演写真など64点と、CDジャケット46点を展示している。
所沢市から訪れた岩佐節子さんは、小澤さんが指揮するコンサートを静岡まで見に行ったこともあるといい、「日本の音楽界に大きな足跡を残してくれたと思う。松本とのつながりを知れて良かった」と話していた。
市国際音楽祭推進団体協議会主催。入場無料。火曜休み。