大町の立山プリンスホテル 竹でおもてなし 8月25日までロビーに回廊やモニュメント

大町温泉郷(大町市平)の立山プリンスホテルは8月25日まで、ロビーに地元の竹をふんだんに使って制作した回廊やモニュメントなどを設置している。午後3~9時は宿泊者以外も見学できる。
「紫紺の七夕祭り」と題し、6月下旬から展示している。同市八坂地区の竹林から切り出した竹を両脇に立てた長さ15メートルほどの「竹の回廊」を通り抜けると、大木をイメージした「ビッグバンブーツリー」にたどり着く。ツリー内部に入ると、星空を思わせるミラーボールの光が幻想的に輝く。短冊に願いごとを書いてつるすこともできる。
こいのぼりを活用した迫力ある今春の展示に続いての企画。広いロビーを使い、地域にちなんだ季節感のある展示でもてなそうと従業員が知恵を絞り、総出で制作に汗を流した。企画を中心で進めた羽賀康裕さん、松尾明さんは「竹は長く重く、制作は大変だったが、地域の皆さんにも楽しんでもらいたい」。同ホテル℡0261・22・5131