「地域を活性化させる若者の育て方」をテーマにしたシンポジウムが9月10日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで開かれる。県内の3大学が連携して進める地域活性化人材育成事業「ShinXia(シンシア)」の説明や、県内で活躍する若者のパネル討論などがある。
主催は信州大(同市)、長野大(上田市)、佐久大(佐久市)。3者は主体的な学びによって地域の問題を自ら解決し、社会に新しい価値を生み出せる人材の育成を目指したプログラム(5分野17科目)を作り、4月から各大の1年生が受講している。
シンポジウムでは、主催者が新科目の説明などをした後、「なぜ『若手を育てる』のは今、こんなに難しいのか」などの著書があるリクルートワークス研究所主任研究員の古屋星斗(しょうと)さんが「若者視点から育成策を考える」をテーマに講演。
パネル討論は「地域と大学の協働」をテーマに、古屋さんのほかITコンサルタント会社経営の飯野正紀さん、森林ディレクターで木工製品製造販売会社取締役の奥田悠史さん、シェアハウス運営の川向思季(しき)さんが登壇して意見を交わす。
午後1時半~4時半。無料。会場定員200人のほかオンラインでも参加できる。申し込みは9月3日までに専用フォーム=https://x.gd/UCSH9=から。問い合わせはSPARCNAGANO推進本部事務局TEL0263・37・3196