塩尻市を拠点に活動するマンドリンクラブ「塩尻レザンマンドリーノ」は9月7日、初のコンサートを市レザンホール(大門七番町)で開く。「いつかは同ホールで演奏会を」と、2006(平成18)年の発足時にクラブ名に込めた願いをかなえる。
3部構成で「いい日旅立ち」「風雪ながれ旅」「アメイジング・グレイス」「序曲魅惑島」など、歌謡曲やマンドリンのためのオリジナル曲など10曲余を披露する。大町市が拠点のグループ「大町ギターマンドリーノ」との合同ステージも。
クラブは市が開いた講座の受講者らが結成し、現在は50~80代の19人が月2回、マンドリン奏者の折井清純さん(63、松本市里山辺)の指導で練習。これまで市文化祭に出演したり、公民館で開く高齢者の集まりにボランティアで出張したりして演奏してきた。
折井さんは「仲良く楽しくがモットー。練習の成果を示し、お客さんにも楽しんでもらえるコンサートにしたい」。代表の青柳郁子さん(塩尻市大門七番町)は「目標が達成できてうれしい。『マンドリンっていい音色だ』と思ってもらえれば」と話す。
午後1時半開演。入場無料。問い合わせは青柳さんTEL0263・53・2853