「北アルプス国際芸術祭2024」参加作品 ダンスや演劇など多彩に

アオイツキ(写真は2枚とも同芸術祭実行委員会提供)

大町市で9月13日に開幕する同市の自然や暮らしなどに着想した現代アート作品を披露する「北アルプス国際芸術祭2024」参加作品として9、10月、ダンスや演劇など多彩な屋外パフォーマンス公演が行われる。松本市ゆかりのアーティストも出演する。

アオイヤマダさんら出演

同市出身のダンサー、アオイヤマダさんと、高村月さんによるユニット「アオイツキ」の公演は9月14、15日午後1時から、木崎湖キャンプ場(大町市平)。湖畔で「ヒッチハイカー季節(冬)」と題した作品を踊る。2千円。弁当作りが日課というアオイヤマダさんプロデュースによる地域食材も使った弁当が付く。
音楽家の佐藤公哉さんを中心に構成する松本市が拠点のネットワーク組織「TorusVil.(トーラスヴィレッジ)」は10月4日午後6時半と、5日午後5時半から、西山・八王子神社(大町市常盤)で、現代的な視点で作った新たな神楽「NEOKAGURA」を披露。国内各地の郷土芸能の稽古に参加し、同神社で伝承されている神楽もリサーチしたという。前売り1500円(当日2千円)、小・中・高校生500円。
この他、劇団「マームとジプシー」は、10月12~14日に爺ガ岳スキー場(平)で4公演する。
チケット購入はJR信濃大町駅前インフォメーションセンター、イベントサイト「ピーティックス」などから。詳細は芸術祭ホームページで。実行委員会事務局TEL0261・85・0133

Torus Vil.(写真の人物は佐藤さん)