9月7日・10月5日 松本発声研究会スタディコンサート 声楽レッスンの成果発表

松本市や安曇野市で声楽を学ぶ「松本発声研究会」(10人、杉田燈里代表)は9月7日と10月5日、安曇野市穂高のあづみ野コンサートホールで「スタディコンサート」を開く。今夏、有名音楽家にレッスンを受けた成果を発表する。
9月7日は、長く声楽を学ぶ伊藤美歩さん(ソプラノ、松本市里山辺)と、安曇野市に住んだことがあり、松本の合唱団にも所属する赤尾昌人さん(バリトン、福井県勝山市)が出演する。
2人は今夏、グラーツ芸術大(オーストリア)専任講師でドイツ歌曲の指導や紹介、ピアノ演奏などをする長田陽介さんの帰国時に指導を受けた。長田さんは当日の伴奏と、曲目の解説も担当する。
伊藤さんは「普段からモーツァルトの曲を主に勉強している」と話し、「すみれ」「クローエに」など5曲を歌う。
赤尾さんはシューベルトの曲を披露するほか、川口耕平さん編曲、作曲の「宮沢賢治の『星めぐりの歌』『雨ニモマケズ』」などを発表。同作品の披露時には、朗読を得意とする市川さつきさん(安曇野市)も出演する。午後1時半開演。
10月5日は午後2時からで、会員8人が出演。コーラスグループ「フォレスタ」の専属ピアニストを務めた山元香那子さんに指導を受けた成果を披露する。
どちらも無料。同ホールTEL0263・82・6419