11月10日に開かれる松本マラソンを前に、第1回大会から出場している市民ランナー、吉田賢司さん(52、安曇野市穂高有明)と笹井康夫さん(52、松本市島内)が「松本マラソン盛り上げ隊」を立ち上げた。大会への感謝と応援の気持ちを込め、9月21日にコースのごみ拾いイベントを企画。大会出場ランナーと一般市民の参加を募っている。
市民と走者参加募り交流を
第1部は午前9~10時で、大会出場者と市民が一緒に松本城外周コースをきれいにする。ランナーと市民の交流が狙いで、子どもから参加できる。
第2部は主にランナーが対象。松本城でのごみ拾いの後、城からゆっくり走って薄川の見晴橋に11時集合し、正午まで薄川沿いコースなどのごみ拾いをする。こちらは、大会への感謝の気持ちを込めた活動との位置づけだ。
「松本マラソンはおもてなしがすごいので、恩返しがしたいとずっと思っていた」という2人。「長く続いてほしい大会。ランナーと市民が同じ時間を過ごすことで、ランナーにとって松本が、市民にとっては大会がもっと身近なものになれば」と期待する。
参加無料。